アイルイン

平成初めに建築された賃貸用共同住宅。
物件の広さを考慮したうえで、地域特有のニーズを拾い出して各室の内装刷新を実施した事例。具体的には、収納を増やしつつLDK部分の広さを確保する為に対面式キッチンを採用して部屋の使い勝手を損なわない間取へと変更した。各居室へのLAN配線をはじめとして現代のライフスタイルに合致した物件として賃貸している。

取得当時は1･2階がパチンコ店舗、3階はパチンコ店従業員専用の寄宿舎、地下1階はカラオケボックスとレンタルスタジオであった物件。
1階・2階は同一店舗であったため内部階段で繋がっていたが、その階段を除去して各フロア毎に賃貸できるようにし、1階をコンビニエンスストア・2階をファミリーレストランに賃貸。地下1階は内装をスケルトン状態にしてヨガスタジオへ賃貸。 3階寄宿舎部分は、内装を一新するとともに、事務所・食堂として使用していた部屋も居室へと改装。各部屋に当初は存在しなかったキッチン等の設備設置により、個別に賃貸することを可能にした。
3階の改装にあたっては、洗濯機置場を設置するスペースが各部屋に無いという問題が生じたが、同一フロア内に無料のランドリールームを設けることでその問題を解決した。

総戸数12室の賃貸用共同住宅。従来は和室2室の2K10室＋3DKのオーナールームがある物件であったが、全室30m²前後の1DKへとリノベーションを施した事例。
近隣に大学があるため周囲にはワンルームマンションがひしめき競合しているが、本物件の間取りを1DKにしたためそれらの物件とは一線を画し、当該エリア入居希望者のニーズに幅広く対応できるため、同じ築年数の賃貸物件と比較して稼働率が高い。

もともと店舗・事務所専用の建物であったところ、4階事務所部分の退去に伴い、エリア的に需要の少ない事務所を全面改装し居住用に変更。
床面積40m²前後の白を基調とした格調高いワンルームに仕上げ、他物件とは一線を画した居住用物件として提供した。